代表の中嶋です。8月9日に千葉県測量設計補償協同組合主催の事業開発ワークショップに参加してきました。
スタートアップ・ブレイン株式会社の堤孝志代表取締役にご登壇いただき、リーンローンチパッドという事業開発プロセスの手法を学びながら、「三次元データ活用」をテーマにした新事業を5チームに分かれて立案、発表という流れでしたが、事業開発プロセスの講義内容もとても勉強になり、特にアイデアを否定せずにさらに深化させる「Yes,and」法は日本人に特にかけている部分だと感じました。
日本企業の多くはアイデアが出ても直ぐに否定から入ってしまいがちで、自由な思考を阻害し、イノベーションは起こりにくいですが、「Yes,and」法は「絶対に否定されない安全な空間を作る」という前提条件があるので、何でもありの安心感から固定観念にとらわれないアイデアが出てきて、それが呼び水となって別のすばらしいアイデアにつながるそうで(今回のワークショップでも実体験しましたが)、日本にはない革新的な事業やサービスがシリコンバレーで生まれているのは、この「Yes,and」法の思考が大きいのではないかと感じました。
また今回は各チームに千葉大学の4年生の方々にも加わっていただき、業界を知らない学生の方からの斬新で思いもよらない発想に驚き、常識や固定観念に捕らわれない発想の大事さを痛感すると同時に、「Yes,and」法によりさらに素晴らしいアイデアが出たように思います。
事業開発に限らず、この「Yes,and」マインドは意識していこうと思ったワークショップでした。